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「三人姉妹」(ネタバレあり)

5月10日夜観劇  三条会 ザ・スズナリ


原作:アントン・チェーホフ(神西清訳による)
構成・演出:関美能留


キャスト:
アンドレイ:榊原毅(三条会)
ナターシャ:山本晃子(百景社)
オーリガ:大倉マヤ(三条会)
マーシャ:立崎真紀子(三条会)
イリーナ:近藤佑子(三条会)
クルイギン(マーシャの夫):国末武(百景社)
ヴェルシーニン(陸軍中佐):山本芳郎(山の手事情社)
トゥーゼンバフ(男爵、陸軍中尉):江前陽平(三条会)
ソリョーヌイ(陸軍二等大尉):篠崎大悟(ロロ)
チェブトイキン(軍医):?

フェドーチク(陸軍少尉)、ローデ(陸軍少尉)、フェラポント(市会の守衛)、アンフィーサ(乳母):以上の方々は文字(笑)

チェーホフの戯曲はなんだかよくわからないが好きで、「三人姉妹」も好きだ。
さらに、山の手の山本さんがご出演と言うので観た。

冒頭は、おお!と思った。
オーリャが、どこで息継ぎするんだ?と言う感じに立て続けに台詞を重ね、他の方々もそれに倣うのだが、それが決して記号のように並べ立てるのではなく、あくまでも柔らかく美しい言葉として聞こえて、すごいなぁと思った。

おもむろに現れる(笑)ヴェルシーニンも勿論台詞は美しいし(山本さんにしては、?と思ったところもあったけど…)、皆様、総じて台詞が綺麗なので、私としてはそれだけでも観た甲斐はあった。


ナターシャの豹変振りも良かったし、最後に立ち去るヴェルシーニンは山本さんだからですよね?と言う人間離れした所作で見とれた(笑)


冒頭の手を繋いだ小さな幸せな世界も、ガラスの向こうとこちらと言う演出も面白かった。

と、部分、部分は面白かったし、役者さん達もお上手だと思ったのだが、うん。

正直なところ、全体的には今一つぴんと来なかった。

いろいろな部分がイメージ的になっているお芝居は抵抗がないと言うよりむしろ好みなはずなのだが、んー。

多分、私の感覚では、少し平坦過ぎる気がしてしまったのだな。表情や台詞と内面の感情の起伏が、私の想像力では十分繋がらず、世界に入り込めていなかったのだと思う。

それにしても、チェーホフとかシェイクスピアとかってすごいよね。

「モスクワへ」でとにかくわかってしまう。

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